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東北に縁のない学生が、なぜ福島でインターンシップを?【前編】

 

ー本日は社長不在。インターン生だけのぶっちゃけ座談会ー

· インターンシップ

こんにちは。エフライフインターン生のがんちゃんです。本日も仕事終わりに、弊社のSHOKUSHOKUFUKUSHIMAにて日本酒に入り浸っておりました。

熱燗をじっくり味わっていたところ、弊社社長の隼人さんから、こんな無茶ぶりをされました。

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(本日も日本酒がとっても美味しいSHOKUSHOKUFUKUSHIMAにて)

隼人

がんちゃん、次のプロジェクトに新しいインターン生3名くらい入れたいんだけど、早速だけどインターン生探してくれない?なるべく早くね。あの、えっとね。なるべく早めがいいな。

インターンシップ

(なるべく早くねと何度も強調してくる社長)

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(熱燗を美味しく飲んでいただけなのに、新しい仕事が増えた…?しかもなる早って?)

がんちゃん(心の声)

なるべく早めってなんじゃい!!そんな簡単にインターン生なんて見つかるわけないでしょう!

そもそも、「福島県に滞在して、長期でインターンシップする」こと自体

なかなかハードルが高いのではないかと思います。

私自身も思い返すと、インターンに応募する前は、

インターンシップに興味はあっても、「どんな仕事をするの?」「地元の人たちと仲良くなれるかな?」といった不安や疑問を抱えていました。

インターン生の採用に向けて

まずは「インターンシップとは何か」を皆さんに知ってもらうことが必要かもしれない。

そこで、エフライフの歴代インターン生にSHOKUSHOKUFUKUSHIMA集まってもらい、日本酒を飲みながら、赤裸々にインターン時代の経験や学びについて聞ける座談会を開くことにしました。

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(歴代インターン生の3名、左からのぎ、みゆき、みなみ)

歴代インターン生のぶっちゃけ座談会を通して、インターンシップへのイメージや弊社で働くことの雰囲気を掴んでもらえたらと思います。

インターンシップを考えている学生・これからインターンを受け入れたい企業さんにとっても、必見です!

※ちなみに、忖度をなくすため社長には座談会の間退出してもらいました。

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(少し寂し気な表情で、お店を後にする社長、無茶ぶりはいい加減にしてください)

まずは、今回集まってくれた3名のエフライフ過去インターン生を紹介します。

それぞれ、お気に入りの日本酒を片手に座談会がスタート。

大野木諒(通称:のぎ)

早稲田大学文化構想学部4年生。休学して2018年3月ー8月にインターン。トライアスロンの大会に出ていたスポーツマン。インターン同期のみゆきによくいじられている。

座談会のお供酒は、古殿町の豊国酒造の「一歩己」

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吉川みゆき(通称:みゆきちゃん)

宇都宮大学国際学部4年生.。2018年休学して3月ー8月にインターン。最近はヨガにはまっている。のぎとは同期のため、ほどよくいじれる関係性。

座談会のお供酒は、南会津町の会津酒造の「山ノ井」

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鈴木みなみ(通称:みなみちゃん)

北米インディアナ州のDePauw大学で教育学を専攻。2019年休学して2月ー5月にインターン。好奇心旺盛なアクティブガール。笑い方が「ふふふふ」と特徴的

座談会のお供酒は、田村町の仁井田本家の「にいだしぜんしゅ」

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岩田恵理子(通称:がんちゃん)

立教大学社会学部の4年生。2019年休学して10月ー現在までインターンしている。

本日は本宮市の大天狗酒造さんの「卯酒」を片手に、歴代インターン生のぶっちゃけ話をを根ほりん葉ほりん聞いていきます。

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小笠原隼人(通称:隼人さん)

株式会社エフライフ代表。学生時代は、企業やNPOなどでインターンシップを複数経験。現在はエフライフの代表として、インターン生を受け入れ関わり続けている。インターンシップについて語らせたら右に出るものはいないが、今回は忖度がでないよう、座談会には出席させてもらえなかったので、イラスト記載。

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ではでは、過去インターン生たちにがんちゃんが色々と突っ込んでいきたいと思います。

 

がんちゃん

今日はみんな集まってくれてありがとう~!

のぎ

いやー、午前に東京出発してやっと福島に着いたよー

みゆきちゃん

のぎ、到着遅いよ!ほらほら、お酒ついで!

みなみちゃん

座談会楽しみー!ふふふふ。

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(2018年度インターン同期ののぎ・みゆきちゃんペア。気心の知れた掛け合いです)

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(2019年度インターン生みなみちゃん。久しぶりに皆と会えて嬉しそうな表情)

がんちゃん

今日は、歴代のインターン生のみんなに、エフライフでインターンしてぶっちゃけどうだったのか、ざっくばらんにお話を聴きたいなと思います。どうぞよろしくー

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みんな:はーい!!

がんちゃん

じゃあ、まずは乾杯してから始めようか!

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乾杯ー!

がんちゃん

早速、色々聞いていきたいのだけど、そもそも3人はなんでエフライフにインターンすることを決めたの?

みゆきちゃん

私は食べることが好きで、インターン先も食の仕事に関わってるところがいいなと思って探していたら、エフライフを見つけたんだ。

のぎ

僕も休学して、食に関わることを何かしたいなと思ったのがきっかけ。エフライフでは、農家や酒蔵さんと一緒に、色々な事業をしていたから、何だか面白そうだなって。

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(そうそう、お互い食の関心がきっかけだったよね)

がんちゃん

みゆきちゃんとのぎは、食に関心があってエフライフに来ていたんだね。確かに2年前は日本酒とおつまみの通信販売サービスfukunomoや、食のプロジェクトも色々取り組んでいたものね。

がんちゃん:

みなみちゃんは何がきっかけでエフライフに興味を持ったの?

みなみちゃん

私は福島で開催していたイベントにたまたま参加した時に、隼人さんと出会ったんだよね。そこでインターンの話を聞いて、隼人さんの人柄も、プロジェクトも面白そうだなって思ってインターンを始めたかな。

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(隼人さんとの出会いも大きなきっかけだったなー)

がんちゃん

まずは、プロジェクトに惹かれてきたのね。エフライフは食や民泊、クラウドファンディングなど様々なプロジェクトを行っているから、プロジェクトを見て、どの事業にピンとくるか見てみるのもいいのかもね。

がんちゃん

3人とも福島県外からやってきて、「半年間滞在して働く」ってぶっちゃけ不安とかなかった?

みゆきちゃん

私は、割と不安があったなー。でもその不安を解消するために、まずは1回遊びに来て、そのあと1か月お試しでインターンしてみたよ。その1か月は福島の美味しいものを知ったり、かっこいい大人と出会ったりしてたな。

がんちゃん

へー!1か月お試しでインターンしていたんだね。そこで、色んな出会いがあったんだ?

みゆきちゃん

そうそう。印象に残っている大人としては、寝る間も惜しんで地域の魅力を伝えようと料理を極めているシェフだったり、日々プライドをもって土と向き合っているネギ農家さんだったり、こんな面白くて、かっこいい大人たちがいるんだって思ったら、ここで半年やりたいって思うようになった。

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(右手が、寝る間も惜しんで地域の魅力を伝えようと料理を極めている中田シェフ)

がんちゃん

のぎはどうだった?長期滞在してインターンするのに不安はなかった?

のぎ

いや、心配だったよー。興味はあるけど実際どんなところか分からなかったから。インターンを決める前に、隼人さんが、「話だけだと分からないから、うちに一度遊びにおいで~」って言ってくれて。で、実際に福島に遊びに行ったら、楽しそうにいきいきしている大人に沢山出会って。

自分は福島に縁もゆかりも全然なかったけど、その時会った大たちがすごい楽しそうに働いて、暮らして生きているのを見たんだ。「なんで福島の大人は楽しそうに働いて暮らしているのだろう?」て気になったんだよね。それを知りたくて、「インターンやりたいです」と隼人さんに伝えたんだ。

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(福島のかっこいいネギ農家さんにも会いました)

がんちゃん

なるほど。2人とも1度遊びに訪れてそこで、色々な大人と出会って、惹かれてここで働くことを決めた感じなのね。

のぎ・みゆきちゃん

うんうん。やっぱり一度遊びに来てみるのがいいと思う!!

がんちゃん

みなみちゃんは、エフライフでインターンする前不安とかなかった?

みなみちゃん

私はエフライフでインターンする以外にも、ダンスの習い事、読書や歌とか色々やりたいことがあったから。仕事との両立がとれるのかに不安を感じていたな。

がんちゃん

確かに。自分の生活や他にやりたいこともあるから、そういったことも両立できるのか割と不安だったりするよね。

みなみちゃん

そのことを隼人さんに相談したら自分のやりたいことと両立できるように働き方とか考えてくれて。エフライフなら、働きながらも他のこともチャレンジできるかもって思えたから、インターンを決めたなあ。

がんちゃん

そうだったんだね、インターンのことだけじゃなくて、自分の生活面含めて不安なことは最初に相談してみるのがいいかもしれないね。

がんちゃん

のぎとみゆきちゃんはインターン期間はどんな仕事に取り組んでいたの?

のぎ

結構色々な仕事に取り組んでいたなー。日本酒をPRするイベント企画や、販路開拓のためのマーケティング、あとはSHOKUSHOKUFUKUSHIMAの店舗立ち上げやクラウドファンディングにもチャレンジしていたよ。

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(SHOKUSHOKUFUKUSHIMAの店舗オープンの様子)

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(福島の食や酒をPRするイベントの様子)

がんちゃん

イベント企画から、店舗の立ち上げまで…すごい!結構幅広い仕事に取り組んでいたんだね。そういった仕事って今までやってきた経験とかあったの?

のぎ

やったことなかったよー!インターンシップ自体が初めてだったし、ほとんどの仕事が初めてのチャレンジだった。でも、エフライフでは初めて取り組むことも一緒に学びながらやっていこうというスタンスがあったから、安心してやっていけたかな。

みゆきちゃん

そうだね。初めて取り組む仕事も、試行錯誤しながらエフライフのみんなで「もっとこうしたらいいんじゃないかな?」って話し合って、相談してやってた。

のぎ

仕事は結構自由にやらせてくれていたと思う。任せてくれていたことがすごい嬉しかったな。

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のぎ

あとは、エフライフやSHOKUSHOKUFUKUSHIMAのホームページも制作したね。

みゆきちゃん

のぎがホームページの構成を考えて、文章は私が担当みたいな感じで二人で作ったね。

がんちゃん

このホームページって二人の仕事の賜物だったのね

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みゆき

えへへ。実はそうなの。私も今までこういった仕事はやったことなかったのだけど、文章を考える仕事に取り組んでいるうちに、自分は書くことが好きなのかもしれないって気づいたりしたんだ。それから、ホームページだけじゃなく、取材記事や広告に記載する文章とか、色々な文章を書く仕事にも取り組ませてもらえたな。

がんちゃん

仕事を通して、自分が好きだなって思えることに気が付けたんだね。

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(今では、ライターとしてエフライフのお仕事を担うなど、みゆきちゃんは好きなことを仕事にしはじめています)

がんちゃん

みなみちゃんはどんな仕事に取り組んでいたの?

みなみちゃん

私がエフライフにインターンした時は、株式会社LIFULLと磐梯町が運営しているLiving Anywhere Commonsの立ち上げにエフライフが携わっていて、そこで開催されるイベントの企画運営をやっていたよ。当時、もう一人インターン生で、まさやくんって子がいて。一緒に1か月間は企画準備に奔走したなー。まさやくんがイベントの動画制作して、私はイベントの企画や経理などを担っていたよ。

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(Living Anywhere Commonsのオープニングイベントの様子)

(Living Anywhereキックオフパーティーの様子/制作:インターン生まさや)

がんちゃん

すごい盛り上がったイベントだったんだねー。町の人たちや、LIFULLさん含め、社外の人とも結構関わって仕事をしていたんだね。

みなみちゃん

そうそう。エフライフに来て、色々な人と関わりながら仕事ができた経験は自分にとって大きかったな。打ち合わせやイベント準備で、どうやって人とコミュニケーションとって進めていくのか、働く上でのマインドやスキルを学べたよ。

がんちゃん

いいね!3人とも各々、いろんなチャレンジをしてきてたんだね。写真とかみても、なんだか充実している感じがすごい。

みゆきちゃん

楽しかったなー

がんちゃん

でも、実際どの仕事も初めてのチャレンジだよね。

ぶっちゃけ悩むことや辛かったことってなかったの?

みんな

そりゃあったよーー!

がんちゃん

えーーー!!それは詳しく聞きたいーー!!!

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(さらなる、ぶっちゃけがはじまるかも…?)

さて、名残惜しいですが、ここでぶっちゃけ座談会【前編】終了です。

3人がエフライフに来たきっかけや取り組んでいた仕事を知ることで、インターンシップへのイメージが少しでも浮かべば幸いです。

①インターンしたきっかけ

  • プロジェクトに興味があった

  • 福島で働く大人たちに惹かれた

②仕事をしてみて

  • プロジェクトをけっこう任せてもらえる

  • 仕事をしていて自分の好きなことに気が付けた

  • 色々な人と関わって仕事をしていくスキルを学べた

【後編】では、インターン生たちが、どんなことに悩み、どんなことで学びを得たのか詳しく聞いていきたいと思います。